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私たちと同学年の学士さん曰く、
「学士だ一般だと分けないでほしい」。 私も一般入学とはいえ、年齢的には学士組に近いため、 この学士さんが言いたかったことはなんとなくわかります。 しかし、これは二つの意味でとても難しいことだと思います。 一つに、カリキュラムの違い。 これには入学時期の差、授業カリキュラムの違いなどがあります。 うちの大学では学士さんたちは2年次に合流するため、 一般生にとってはいわば「転校生」のような存在です。 1年間一緒に過ごしてきたクラスメイトとは違い、やはり気を使います。 授業時間割も若干異なるため、接する時間も少し短くなります。 しかし、これはどちらも些細なことです。 これから5年弱一緒に過ごすなかでだんだんと気にならなくなってくることです。 難しいのはもうひとつのほうです。 前にも書いたかもしれませんが、学士さんには 「学士として、一般生の見本にならなければならない」 という気負いを感じる人が多いです。 授業は必ず毎回出席、居眠りなんてもちろんせず、 サボるなんてとんでもない。積極的に質問をし、 テスト前はもちろん、普段の復習も完璧。 テストの結果を見に行くのは合格・不合格を見るためじゃなく、 良い成績で合格したのかを見に行くため。(80点以上とか) 学生としては素晴らしいと思います。 まさに「こうあるべきだ」という感じがします。 ただ、その姿を「息苦しい」と感じる人もいるのです。 「普通の」学生は授業をサボる日もあるし、 居眠りだってするし、再試にひっかかったりもする。 学士さんはこういった人たちに対する視線が厳しい人が多い気がします。 学生たちはこのへんを感じ取って「息苦しい」と思うのかもしません。 私はどちらかと言えば劣等生なので、 どうしても「ふつうの」学生の立場にたってしまうのですが、 やはり、 「自分も頑張るから、お前も頑張れ」 と言うのは価値観の押し付けであって、 しんどいな、と思うことが多いです。 ※もちろん、上記に当てはまらない方も大勢います。 今回は複数の人の複数のエピソードを交ぜて書きました。 PR |
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