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1回生が私たちの部活に入ってくれました。
こんな地味な部活に入ってくれるなんて思ってなかったので とても嬉しいです。 1回生は1年間、先輩たちからのアドバイス責めにあいます。 もちろん、多くの場合、右も左もわからない大学生活のなかで 先輩たちからもらえる知識は大いに役立ちます。 医学部は特殊な環境なので、特にそれが当てはまります。 ただ、問題なのはそれに振り回されてしまうことかな。 たとえば今日聞いた話。 ある新入生は学士編入で入った先輩からこう聞いたそうな。 「医学部は大変やから、要領良くやらんといけんよ。 コツコツやってる人は留年するよ」 と。 これを聞いてその子は 「あ、コツコツやるのはだめなのかな」 というふうに感じ取ったようです。 で、「留年」という言葉と「要領」という言葉に漠然とした不安を抱き、 2回生の私にちょっと聞いてみたかったみたいです。 (1回生にとって一番身近で頼りにするのは2回生です。 接触が多いのはもちろん、知識も新しいからから役立つ存在です) まずはじめに、学士編入者はある程度要領が良い人たちの集まりです。 「学士」という「優秀」であるのが当たり前であると期待され、 それに応えようとしてますます優秀になります。 カリキュラムも一般生より詰め込まれる傾向にあるため、 ある程度要領が良くなければ留年になってもおかしくない。 この学士組と一般組を同列に考えようとしたのがナンセンス。 そしてもう一つ、「コツコツやること」を相対的に「悪」であるように アドバイスしてしまったのもナンセンス。 「遊んでいるのに成績がよい」人とか「要領が良い」人に 価値を置く人がいるのは理解できます。 (前者は実は遊んでいないときに猛勉強しているかもですが) そういう人を素敵だなと思ったこともあります。 なぜかといえばその人たちのその能力は一つの才能、能力だからです。 でもね、同じように「コツコツやる」というのも一つの才能だと思うんです。 確かに「要領良くこなす」というのはスマートでクールに見えて、 「コツコツやる」っていうのはどこか泥臭さがあるかもしれない。 でも、でも要領も良くなく、コツコツやる根性も持ち合わせていない私から見れば 「コツコツやるべきことをこなす」人ってものすごく立派です。 しかも「要領がいい人たち」を馬鹿にしたりしないし。 (逆は割といる) その新入生は自分でどっちのタイプだと思うかと聞いたら 「コツコツやるタイプ」と言っていました。 (推薦入学の子でした) 私はうまく考えがまとめられないまま、 「先輩がこう言っていたからって”こうしなきゃ”って思うことはないよ。 どう勉強をこなしていくことが自分に合っているのか、 どのやり方なら続けていけるのか、 自分にとってやりやすい方法でいった方がいいと思うよ。 先輩のアドバイスは”使える”と思ったとこだけ使ったらいいんじゃないかな。 だた、わからないこと、困ったことがあったらいつでも聞いてね」 と、そんなふうに応えました。 留年をなんとか回避した私の精一杯のアドバイスでした・・・ かわいいよ1年生かわいいよ!!!!! 大学はいいとこだから、 いろんな人たちが守ってくれるところだから、 力いっぱい楽しんでなー!!!! PR |
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